【まとめ】スプラインに関するお悩み解決事例
この度は、2015年~2023年までに投稿した『技術ニュース』のインボリュートスプラインゲージに関する内容をまとめた記事となっております。
(株)ファムでは、ゲージ・治具・測定器の設計・製作を承っております。ぜひお気軽にお問合せください。
目次
M6x1.0 1.0C面取り通止めゲージの製作事例
DIN(ドイツ工業規格)スプライン形状バリ取り用治具
「図のスプライン形状部分に使用するバリ取り用治具の製作を考えております。 DIN(ドイツ工業規格)、なおかつゲージではありませんが公差は厳しいものとなっております、対応可能でしょうか?可能な場合は確認用に現物をお渡しする予定です。」というご相談を頂きました。
素早い対応で問題を解決します
このご相談を受け、お客様とお打ち合わせをさせて頂き、スプライン部品の現物をお借りし検証させて頂く事になりました。 その検証結果を基に、弊社にて治具用図面を作図しお客様に承認を頂いた後、治具の製作を致しました。納品後お客様には「手間なくトータルに対応してくれて大変助かりました。」と喜んで頂きました。
引用元:https://www.fam1.co.jp/blog/technical/page-169/
スプラインゲージ(DIN)規格の製作
DIN(ドイツ工業規格)スプラインゲージの製作依頼
「現在弊社で使用しているスプラインゲージは ドイツのメーカーに製作を依頼しているのですが、 たいへんリードタイムが長く、また校正などの対応にも時間がかかり、 非常に手間がかかっています。国内で弊社のスプラインゲージを製作していただけるゲージメーカーを探しているのですが、 ご相談願えないでしょうか。」というご連絡をいただきました。
これまでの経験・知識のみではなく、未知の物事にも力を発揮します!
上記の内容について詳しくお話を伺ったところ、 「スプラインゲージの規格はDIN(ドイツ工業規格)で、製作メーカーにすべて任せていたため、 ゲージ図面等がない。またDIN規格のことは詳しくない。」とのことでした。弊社はこの相談を受け、ゲージ製作をするための前段階として、我々には未知であったドイツ語の翻訳と、 DIN規格を学び、工業用スプラインの使用方法と、 それを検証するためのスプラインゲージについて学ぶことから始めました。
テスト加工の段階に入ってからは、 非常に厳しい公差に苦しみながらも、様々なノウハウを身につけました。またスプライン形状を正確に加工できているのか、 検証値が正しいのかを確認のためパートナーである測定機器メーカー、 ミツトヨ様にもゲージを持ち込み、検証をお願いし確証を得ました。弊社が問題なくDIN規格のスプラインゲージを製作できることをお客様にお伝えしたところ正式にご発注いただき、 製品と規格に沿った成績書を納品し、お客様に大変喜んでいただきました。
引用元:https://www.fam1.co.jp/blog/technical/page-214/
スプラインゲージの校正依頼
先日、以前からお取引のございますベアリングなどを製造されているメーカ様から、スプラインゲージの校正依頼をいただきました。今回ご依頼をいただいたゲージは以前弊社にて製作させていただいたスプラインゲージですが、そのメーカ様では元々海外メーカにてスプラインゲージの製作、校正を発注されていました。その際、納期がかかりすぎるということで国内メーカを検討された結果、ありがたいことにファムにて製作をさせて頂くことになりました。
今回、納品より2年が経過し定期校正のためにゲージを5点お預かりすることとなりました。
ゲージ・治具製作だけでなく測定にも精通しております
ゲージを送っていただき校正を行なったところ、使用頻度が多いスプラインゲージで規格範囲から外れているものが1点あり、お客様に報告させていただきました。校正終了後、検査成績書を作成しお客様からお預かりしていましたゲージ の返却と同時に納品いたしました。納品後、お客様から「短納期にもかかわらず、校正の対応をしていただきありがとう ございました。今までスプラインゲージを製作していただいた時に検査成績書を 添付してもらっていたので、今回も安心して校正をお願いすることができました。今後ともよろしくお願いします。」と大変うれしいお言葉を頂戴しました。
テスト加工の段階に入ってからは、 非常に厳しい公差に苦しみながらも、様々なノウハウを身につけました。またスプライン形状を正確に加工できているのか、 検証値が正しいのかを確認のためパートナーである測定機器メーカー、 ミツトヨ様にもゲージを持ち込み、検証をお願いし確証を得ました。弊社が問題なくDIN規格のスプラインゲージを製作できることをお客様にお伝えしたところ正式にご発注いただき、 製品と規格に沿った成績書を納品し、お客様に大変喜んでいただきました。
引用元:https://www.fam1.co.jp/blog/technical/page-1482/
スプライン形状および有効長さ同時確認ゲージの提案事例
以前より弊社のインボリュートスプラインゲージをご使用いただいている、 スプラインシャフトメーカ様と、 新製品の製造ラインに備えるための検査用ゲージの打ち合わせがありました。お客様から「ファムさんのゲージは、精度がよく間違いがないので、安心して使用しております。今回の検査ではスプラインゲージで有効長さも同時に確認できるようにしたいとの意見が出ているのですが対応できますでしょうか?」と、ご相談を頂きました。
現在、有効長さは他の測定具で検査しているようです。
ファムはお客様のご要望を形にします
お客様から図面をお預かりし、弊社設計担当と検討をした結果、ゲージの厚みを有効長さに製作し、ゲージの挿入面の反対側にストッパーを付けることにより、ワークの先端とストッパーが接触すれば、スプライン有効長さの確認と形状確認が同時に行えるとの結論になり、早速、お客様に図面をお送りいたしました。
図面を確認頂いたお客様からは、 「
引用元:https://www.fam1.co.jp/blog/technical/page-1627/
特注インボリュートスプラインゲージ製作事例
以前よりお取引のあるお客様から「添付図のようなワークを製造しており、 中心のインボリュートスプライン穴をゲージにて検査したいと考えています。その際、ゲージの使用に慣れていない従業員がいるため、 ワークに挿入しやすくなるような工夫は可能でしょうか。」 というご相談をいただきました。
ファムはお客様のご要望を形にします
社内で検討の結果、ゲージ挿入の工夫として、 ワークの小径をガイドにし、
引用元:https://www.fam1.co.jp/blog/technical/page-2419/
最後までご覧いただきまして誠に感謝いたします。
(株)ファムでは、ゲージ・治具・測定器の特注実績が多数ございますので、ぜひお気軽にお問合せください。