ワイヤーカットによる、高精度セレーションゲージの実現
ご相談・依頼内容
ワイヤーカットでパンチ形状を加工する場合、どうしても製品を保持するための「へそ」と呼ばれる部分を残す必要があります。製品を切り落とした後、この「へそ」をどう処理するかが弊社の長年の悩みでした。
特にセレーション・スプライン形状は、すでに仕上がった形状に次の加工をぴったりと合わせないといけないので、角度の調整や中心出しをほんの少しもずらせられない難しい加工でした。
ファムからの提案・製作過程
そこで、㈱ファムでは「ワイヤーカットでへその残さずに加工する方法」を考案しました。この技術を使えば、全周を一度に加工することが可能なので上記の不安要素を解消し、輪郭度0.003の高精度セレーション・スプライン加工を実現することができるようになりました。
導入後の成果・お悩み解決
株式会社ファムは独自の技術でお客様に安心と満足を与えます。弊社の技術をお客様に知って喜んでもらえるように、これからも固定観念にとらわれずに新たな工法を編み出していきたいと考えております。