いつも（株）ファム技術ニュースをご愛読いただき、ありがとうございます。
以前、弊社の標準品である［面取り深さ測定器］をご紹介しましたが、 お客様から特注仕様の製作依頼を受けたため、 今回はその詳細を（株）ファム技術ニュースでお知らせいたします。

円筒側面にあいている精度穴に加工された面取りの大きさの測定をする際、 加工途中の測定でも検査室へ持ち込む手間がかかるというお客様の課題に対し、 弊社は特注仕様の［面取り深さ測定器］を開発しました。

弊社標準品の面取り深さ測定器では、円筒側面での測定は難しいため、 面取りが加工されている精度穴を利用して、 測定器の姿勢を安定させる仕様にカスタマイズしました。
測定子の直径を精度穴の下限値に対して-0.005以内に加工することで 測定時のガタを無くし、常に安定した結果を得ることができるようになりました。

納品後、お客様より「安定した測定ができる上に作業効率が改善され、大きな時間短縮になり とても感謝しております。」と、嬉しいお言葉をいただきました。

（株）ファムではお客様のニーズに合わせたカスタムソリューションの 提供に取り組んでおります。
検査・測定でお困り事がございましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。