幾何公差測定用治具設計事例
はじめまして、(株)ファム設計部門の太田と申します。
日頃から(株)ファムゲージ技術ニュースをご覧いただきありがとうございます。
今回の技術ニュースはお客様からの案件に基づき
(株)ファムにて設計を行った幾何公差測定用治具のご紹介をさせて頂きます。
<<お客様からの相談内容>>
「製品の直角度を簡易に確認できるような治具を探しています。 添付図面内の幾何公差が規格内に入っているかの判定を工程内で全数検査を行う必要があります。 生産数は200個/day程度のボリュームです。 可能であれば、ご検討お願いします。」というご依頼を頂きました。
<<(株)ファムの対応>>
上記相談内容に対し、直角度の検査を工程内で可能にする事。
一日200個のボリュームの検査を可能にすることを考慮した左図のような治具を考えました。
詳しくはご説明できませんが、マスターブロックとの比較検証を行うことにより、
従来の測定器での検証が1つ3分要していた所を 検証時間1つ10秒以内での検査を可能にしました。
お客様には大変喜んでいただきました。